077.【Id】ドキュメントを開くときに毎回リンクをチェックする
概要
スタートアップスクリプトとして実行することで、ドキュメントを開くたびにリンクの状態とパスをチェックするように設定します。
下記の状態が検出された場合は、ドキュメントがあるフォルダにテキストを書き出します。
- リンク切れ
- パスにアクセスできない
- リンクの更新が必要
- リンク先がドキュメントの同階層の(L|l)inks*フォルダ内でない
使い方
- アプリケーションの📁Scripts内に「Startup Scripts」という名前のフォルダを作成します。
- InDesignが起動していない状態で📁Startup Scriptsに当該jsxを保存します。
- InDesignを起動します。
- 以降は、特に何もせずともドキュメントを開くたびにリンクチェックの処理が実行されます。
結果表示
- リンクが正常の場合
- リンクに不備がある場合
(自動でテキストエディタが立ち上がります)
- indtや別バージョンのinddを開いた場合
コード
参考
- AdobeCCアンソロジー2「作業効率編」 - BOOTH
- 007.【ID】リンク先が同階層のLinkフォルダ内でなかったらアラート - コモノExtendScript100本ノック
- 069.【Id】作業時間を記録する - コモノExtendScript100本ノック
追記(2021/09/16)
リンクファイル名に半角パーレンが含まれていてうまくいかない例に遭遇した。
おそらくメタ文字があることでtest()の結果が意図しないものになったのだと思う。
まだ確認できていないけれど、とりあえずFIXMEを追加した。